ひがとおる
ひがとおる
国内
語れない話
- どんな話か
- 狩場で朝目覚めた際などに里の出来事を直感する感覚をひがとおると呼び、そのときは謹慎したという。
- 細部
- 檜枝岐村の狩人たちは、山中の狩場で朝目を覚ましたときなどに、なんとなく強い霊感を覚えることがあったという。これは、遠く離れた里にある自分の家で起きている出来事を、その場にいながらにして直感的に察知しているのだとされ、ひがとおるという言葉で呼ばれていた。このような感覚に襲われた日には、とりわけ狩人はいつも以上に慎み深く振る舞い、行動を控えるようにしていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1964年の『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の狩猟の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ