はながさいているかわのどて
花が咲いている川の土手
国内
語れない話
- どんな話か
- 一日行方不明だった男は死んだ兄と川の土手で過ごし、気づくと兄の墓前でタバコを何本も供えていたという。
- 細部
- 四倉町であった話では、一日行方が分からなくなっていた男が戻ってきて、死んだ兄と一緒に過ごしていたと語った。花の咲く川の土手で、タバコをせがむ兄に何本も渡してやり、兄に呼ばれるまま川の向こうへ渡ろうとしたが、ふと気がつくと兄の墓の前であぐらをかいてうずくまっていたという。後になって墓地を確かめに行くと、実際にタバコが何本も墓に挿してあったと伝えられている。
- 広まり方
- 1977年刊『東北民俗』所収、和田文夫の「川向いのくに」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ