はっき
白気
国内
語れない話
- どんな話か
- 享保11年、幅一間ほどの白気が夜空を飛んだ同じ晩、寺町通の15軒の家先に何者かが白餅を一つずつ置いていったという。
- 細部
- 享保11年10月18日の夜4ツ時ごろ、幅およそ1間ほどの白い気体のようなものが、坤の方角から艮の方角へ向かって空を横切っていくのが目撃された。ちょうど同じ夜のこと、寺町通仏光寺下る町では、何者の仕業とも知れぬまま、15軒の家の前にそれぞれ5丈取ほどの大きさの白い餅が1つずつ置かれているのが見つかったという。空を飛ぶ白気という怪異と、一夜のうちに町中へ白餅が配られたという出来事が同じ晩に重なって記録されている。
- 広まり方
- 1982年の『続日本随筆大成』別巻に収める本島知辰「月堂見聞集(下)」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ