だいりゅうせい
大流星
国内
語れない話
- どんな話か
- 貞享年間のある夜、西北の空を大きな流れ星が横切り、洛中が昼のように明るくなったうえ落下地点では雷鳴と地響きが起きたという。
- 細部
- 貞享年間のある年の2月22日、夜がまだ更けきらぬ初更の頃、ひときわ巨大な流れ星が西北の空へ向けて尾を引きながら飛んでいったという。その明るさは尋常でなく、洛中の町並みが真昼のように照らし出されるほどであったと伝わる。星が地に落ちたと思われる瞬間には雷鳴のような轟音が響き渡り、あわせて大地までもがぐらぐらと揺れ動いたと記されている。単なる流星の目撃談にとどまらず、落下の衝撃が雷鳴や地震にも似た現象を伴ったとする点が、この話を際立たせている。
- 広まり方
- 日本随筆大成第一期1976年収録、藤井懶斎「閑際筆記」に書き留められている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ