びじょのれい
美女の霊
国内
語れない話
- どんな話か
- 僧に恋した美女の霊が子を産み、その子の死を知った母もまた同じ年に世を去った伝説。
- 細部
- 福島市に伝わる話では、ある僧に恋をした美女の霊がその僧のもとへ通い続け、やがて美しい子を産んだという。信濃の久野から宗慶という沙門がこの噂を聞きつけてはるばる訪れたが、この地で命を落としてしまう。その死を知った美しい子もまた、同じ年のうちに自ら世を去ったと伝えられる。この子を葬った塚が道童塚と呼ばれる場所で、人ならぬ存在の恋と、それに連なる若い命の死が地名に結びついた伝説として語り継がれている。
- 広まり方
- 1967年刊行の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫の塚に関する伝説の項に記録がある。
- 地域
- 福島県福島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ