しこしん
紫姑神
Zigu
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 虐待の末に厠で命を落とした側室の魂とされる、中国民間信仰の厠(かわや)の女神。
- 細部
- 中国の民間信仰に伝わる厠(トイレ)を司る女神で、嫉妬深い正妻に虐げられて厠で命を落とした側室の霊が神格化されたものとされる。伝承にはいくつかの異説があり、前漢の高祖の側室が皇后に殺されたという話や、別の時代に別の名で呼ばれた女性が正月十五日の夜に正妻に殺されたという話などが伝わる。信仰の起こりは山西地方にあるとされ、唐の時代までに中国各地へ広まったという。家の主人に虐げられた侍女神という性格から、家庭内の理不尽な扱いに対する民衆の同情や怒りが投影された存在とも言える。
- 広まり方
- 山西地方で生まれた信仰が、唐代までに中国各地の民間信仰として広まったとされる。
- 地域
- 中国
- 年代
- 唐代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ