しゅたばい
シュタバイ
Xtabay
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 聖木セイバの幹から現れる美しい女性が男を誘惑し、命を奪うとされるマヤの伝承。
- 細部
- マヤの自殺の女神シュタブが、スペイン植民地化を経てキリスト教的な悪の存在へと変容した姿とされる。白い衣をまとった妖艶な女性シュタバイが、聖なる木セイバの棘だらけの幹から現れて男を誘い、その美しさに惹かれてついていった者は命を落とすと語られる。起源説話としては、奔放な恋愛で知られながらも困窮者や動物に優しかったシュケバンと、貞淑だが冷酷なウツコレルという対照的な二人の女性の物語が語られることが多い。死後、シュケバンは芳しい花シュタベントゥンに、ウツコレルはとげだらけのサボテンに姿を変えたとされ、ウツコレルの復讐心がシュタバイになったと伝わる。
- 広まり方
- ユカタン先住民コミュニティの口承として世代を超えて伝えられ、演劇や映画の題材にもなるなどユカタン地方文化の象徴的な伝説として定着している。
- 地域
- ユカタン半島
- 年代
- 植民地期にマヤ神話が変容
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ