うぴーる
ウピール
Upyr
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 腐敗した死体に不浄な霊が取り憑いて蘇った存在とされ、生者の血を求めて徘徊するという、西欧の「ヴァンパイア」概念の直接の原型。
- 細部
- ポーランドでは鏡に姿が映ると信じられ、ウクライナでは「マルトヴェーツ」、シレジアでは出産時の死が変異につながるなど地域ごとに細部が異なる。「ヴァンパイア」という英単語自体が古スラヴ語・テュルク語に由来するウピール系の語から成立したとされ、バイロンの詩(1813年)やストーカーの『ドラキュラ』を通じて西欧化された。
- 広まり方
- 中世スラヴ圏の民間信仰として口承で広まり、後年の西欧文学がその名称と概念を国際的に定着させた。
- 地域
- スラヴ諸国全般
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ