どっぐたうんのまじょたち
ドッグタウンの魔女たち
The Witches of Dogtown
国外
人型の怪異
- どんな話か
- セイラム魔女裁判から一世紀近く後、独立戦争後に寂れていったマサチューセッツの集落ドッグタウンに住み着いた老女たちが「魔女」と噂され、通行人に呪いをかけると恐れられた話。
- 細部
- 1693年に開かれたドッグタウンは最盛期に60~80戸を数えたが、独立戦争後に沿岸の漁業と交易が栄えると住民の多くが港沿いへ移り住み、新しい道が集落を迂回するようになって孤立が進んだ。行き場のない人々が住み着く中、タミー・ヤンガーは「魔女の女王」と呼ばれ、魚や穀物を差し出さない通行人に呪いをかけると恐れられた。もう一人の「魔女」ペグ・ウェッソンも語り草になっている。1828年頃までに集落はほぼ無人となり、1830年には最後の住人だった解放奴隷コーネリアス・「ブラック・ニール」・フィンソンが凍傷を負った状態で発見されてグロスターの救貧院へ移され、最後の建物も1845年に取り壊された。
- 広まり方
- 郷土史や観光ガイド、地元紙のコラムで繰り返し語られ、ハイキングコースの解説板や怪談ツアーの定番話になっている。
- 地域
- アメリカ合衆国マサチューセッツ州グロスター(ケープアン)
- 年代
- 18世紀末(独立戦争後の衰退期)~1830年頃(廃村)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ