どんこるすのじんろうおとこ
ドンコルスの人狼男
The Doncols Wolfman
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 狼の毛皮をまとい狼退治の武勇伝を語り続けた行商人が、いつしか自身が狼そのものだと恐れられるようになったルクセンブルク北部の伝承。
- 細部
- ベルギー・ルクセンブルク州ブラ出身のある羊飼いが、19世紀初頭にルクセンブルク大公国北西部の村ドンコルスに移り住み、行商人として暮らしていた。彼は狼の毛皮を身にまとい、数々の狼を退治したという武勇伝を語って評判になったが、次第に身なりが野性味を増し、話も誇張されていくにつれ、村人たちは彼自身を狩っていたはずの狼そのものとみなすようになったという。子供たちは、狼を出し抜いていたはずのこの男をいつしか恐れるようになった。現在もドンコルス村には彼を記念する像が置かれ、地域の言い伝えとして残っている。
- 広まり方
- 村の実在の人物にまつわる噂話として口承で広まり、地元の記念碑や現地ニュースメディアの記事を通じて今日まで語り継がれている。
- 地域
- ルクセンブルク大公国 ドンコルス村(北西部)
- 年代
- 近代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ