もすびーちじょうりゅうじょのあおいふじん
モスビーチ蒸留所の青い婦人
The Blue Lady of Moss Beach Distillery
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 禁酒法時代のモグリ酒場だったレストランで、恋人と浜辺を歩いていて命を落としたと伝わる女性の霊「ブルー・レディ」が青いドレス姿で目撃され続けているが、この殺人事件自体を裏付ける当時の記録は見つかっていない。
- 細部
- 1927年開業のこのレストランは禁酒法時代、密造酒の取引で栄えたモグリ酒場だった。言い伝えでは1930年代初頭、恋人と崖下の浜辺を歩いていた女性が刺殺され(恋人が生き延びた、あるいは恋人自身が犯人だったなど細部の異なる複数のバージョンがある)、直後から青いドレス姿の女性の霊が店内や浜辺で目撃されるようになったとされる。ただし記者らが当時の警察記録や新聞を調べてもこの事件を裏付ける資料は見つかっておらず、事件そのものが実在したかどうかは確認されていない。
- 広まり方
- 怪談として現在の形で語られるようになったのは遅くとも1980年代前半からで、当時の経営者が集客のために創作・脚色した可能性も指摘されている。1992年にテレビ番組『Unsolved Mysteries』で紹介されて全国区の心霊スポットとなり、2008年には番組『Ghost Hunters』の取材で、鏡に映る顔や音の出る装置など客を驚かせる仕掛けが店内に見つかったこともあり、演出と伝承が入り混じった話として語られている。
- 地域
- アメリカ合衆国カリフォルニア州モスビーチ(ハーフムーンベイ近郊)
- 年代
- 1930年代(禁酒法時代、伝承上の設定)
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ