ぴしゅたこ
ピシュタコ
Pishtaco
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 先住民を殺して脂肪を採り続けるとされる、アンデス地方に伝わる悪霊じみた殺人者の噂。
- 細部
ペルーやボリビアなどアンデス地方の伝承に伝わる、人間の脂肪を狙う恐ろしい存在。ケチュア語で「屠殺者」を意味する名を持ち、地域によっては「ニャカク」「カリシリ」とも呼ばれる。白人や混血の外来者がピシュタコではないかと疑われ、実際に襲われる事件も現代まで絶えないという。起源はスペイン人征服者が先住民の遺体の脂肪を傷や病の治療薬として用いた俗信にあるとされ、植民地支配への恐怖と不信が形を変えて語り継がれてきたと考えられている。
アイマラ語でも「殺す者」を意味する言葉で呼ばれ、今日でも見知らぬ旅行者やよそ者への警戒と結びついて語られることがある。
- 広まり方
- 植民地時代の俗信を土台に、アンデス先住民の間で口承として現代まで広く語り継がれた。
- 地域
- ペルー・ボリビア(アンデス)
- 年代
- 16世紀以降
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ