ぺーるふえたーる
ペール・フエタール
Père Fouettard
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 聖ニコラに付き従い、良い子には褒美を悪い子には罰を与えるとされる同伴者ペール・フエタールの伝承。
- 細部
- ペール・フエタール(鞭打ち父さん)は、12月6日の聖ニコラの祝日に贈り物を配る聖ニコラの傍らで、悪い子供を脅す・罰する役を担う同伴者。起源としては、1552年のメス包囲戦の際に住民が皇帝カール5世を模した鞭を持つ人形を作って揶揄したことに由来するというロレーヌ地方の言い伝えと、1737年頃アルザス地方のアノー=リヒテンベルク伯領で実在した人物がモデルという言い伝えの、複数の異なる起源譚が並存し確定していない。最も広く語られる筋立てでは、子供を手にかけた肉屋が聖ニコラに罰せられ、償いとして永遠に付き従わされる存在になったとされる。
- 広まり方
- ロレーヌ・アルザス地方の言い伝えとして18世紀までに定着し、聖ニコラ信仰とともにフランス北部からベルギーのワロン地方・ブリュッセルなどフランス語圏各地へ広まった。
- 地域
- フランス ロレーヌ地方(メス)発祥とされ、ベルギー・ルクセンブルクにも分布
- 年代
- 近世
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ