にゃいろろきどぅる
ニャイ・ロロ・キドゥル
Nyai Roro Kidul (Nyai Loro Kidul)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 南海を治めるとされる女王の霊で、緑色を身につけて海に近づくと連れ去られるという禁忌で知られるジャワの伝承。パラブハンラトゥの一部ホテルでは今も彼女専用の部屋が用意されている。
- 細部
- スンダ(パジャジャラン)王国の王女カンディタ(デウィ・カディタ)が継母の呪いで皮膚病を患い、絶望して南海に身を投げたところ、海が彼女を癒して永遠の美と力を与え女王にしたという伝説が広く知られる。緑は彼女が好む色とされ、この色の服を着て南岸の海に入ると波にさらわれ彼女の宮殿へ連れて行かれるという言い伝えが今も守られている。
- 広まり方
- ジャワ島南岸の広い範囲で漁民の信仰や年中行事と結びついて伝わり、パラブハンラトゥのサムドラビーチホテルが緑を基調にした308号室を彼女のために確保しているなど、観光業にも取り込まれている。
- 地域
- インドネシア・ジャワ島南岸(パラブハンラトゥ等)
- 年代
- 伝承では15世紀頃(スンダ王国時代)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ