まちんた・ぺれいら
マチンタ・ペレイラ
Matinta Pereira / Matinta-Pereira
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 夜になると不吉な鳥に姿を変えて家の屋根で鋭い口笛を吹き、望むものを与えられるまで鳴き止まないというブラジル北部の魔女伝説。
- 細部
- 昼間は老婆の姿で暮らし、夜には不吉な鳥(フクロウやカラスとする説もある)に変身して民家の屋根や壁にとまり、住人が何か(タバコ、コーヒー、酒、魚など)を約束するまで甲高い口笛を吹き続ける。約束を守らないとその家に不幸が起きるとされる。翌日、鳥だった老婆が本当にその品をもらいに訪ねてくるという展開が定番。この変身の宿命は母から娘へ世襲的に受け継がれるとされ、跡継ぎがいない場合は森に隠れて通りかかった女性に「欲しい者はいるか」と尋ね、「欲しい」と答えた者がその夜のうちに次のマチンタになるという。
- 広まり方
- アマゾン地方の川辺共同体で世代を超えて語り継がれ、ブラジル北部を代表する民話として今も伝わる。
- 地域
- ブラジル北部(パラー州中心)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ