めーなーくぷらかのん
メーナーク・プラカノン
Mae Nak Phra Khanong (Nang Nak)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 出産で命を落とした妻ナークが、戦から戻った夫マークのもとに幽霊のまま留まり続け、正体が露見すると村を恐怖に陥れたという、タイで最も有名な幽霊譚。
- 細部
- 身重のナークを残して夫マークが戦に徴兵され、ナークは出産中に赤子とともに亡くなる。何も知らず帰宅したマークは母子が無事だと信じて暮らすが、ナークが2階の縁側から地面まで腕を伸ばしてライムを拾う姿を目にし、正体を悟って寺へ逃げ込む。取り乱したナークの霊は村人を襲うようになるが、最終的に高僧ソムデット・トーによって鎮められ、僧はナークの額の骨を削り取ってお守りに仕立てたと伝えられる。
- 広まり方
- 口承として伝わった後、20世紀以降は舞台・映画・テレビドラマで繰り返し映像化され、タイ全国に知られる定番の怪談となった。現在もバンコクのワット・マハーブットにある祠には、兵役のくじを逃れたい人などが参拝に訪れている。
- 地域
- タイ・バンコク プラカノン地区(ワット・マハーブット)
- 年代
- 19世紀(ラタナコーシン朝、ラーマ4世前後の治世と伝わる)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ