めりゅじーぬ
メリュジーヌ
Mélusine
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 土曜ごとに下半身が蛇になる妖精メリュジーヌが人間の領主と結ばれ、姿を覗き見された末に去っていくフランス中世を代表する妖精伝説。
- 細部
- ポワトゥー地方リュジニャンの領主レーモンダンと出会った妖精メリュジーヌは、土曜日だけは姿を詮索しないという約束のもとに結婚し、リュジニャン城をはじめ数々の城を築いたとされる。しかし嫉妬に駆られたレーモンダンが鍵穴から覗き、入浴中の彼女の下半身が蛇であることを知ってしまったため、メリュジーヌは悲鳴を残して姿を消し、以後一族に不幸が起こる前触れとして現れる存在になったという。物語の土台は12世紀の年代記作者たちの記述に遡り、1393年にジャン・ダラスがまとまった物語として書き上げた。
- 広まり方
- 中世の年代記に端を発し、14世紀末の物語化を経て、リュジニャン家の由緒を語る伝説としてポワトゥーだけでなくアルザスやロレーヌ、ルクセンブルクなど周辺地域にも広まった。
- 地域
- フランス・ポワトゥー地方リュジニャン(リュジニャン城)
- 年代
- 中世
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ