りらんとちゃねさる
リランとチャネサル
Lilan Chanesar
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 首飾りに目がくらんだ妻リランが夫に離縁される、パキスタン・シンド地方に伝わる悲恋物語。
- 細部
- パキスタンのシンド地方に伝わる伝統的な物語で、14世紀にタッタを治めたスームラ朝の統治者ジャム・チャネサルの時代を舞台とする。贅沢を好む妻リランが、90万ルピー相当ともいわれる高価な首飾りに目がくらみ、その持ち主の女性に夫と一夜を共にさせてしまう。「売られた」と怒った夫チャネサルはリランを離縁し、彼女は長い浄めの過程を経てようやく夫に許されるという筋を持つ。「シンドの七人の女性」と呼ばれる悲恋物語群のひとつに数えられ、シンド語やペルシア語で語り継がれてきた。
- 広まり方
- 詩人シャー・アブドゥル・ラティーフの詩集にも取り上げられ、シンド地方で口承として広まった。
- 地域
- パキスタン
- 年代
- 14世紀(スームラ朝の時代)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ