らとぅれびえは
ラ・トゥレビエハ
La Tulevieja (Tulivieja)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 我が子を捨てた罰で翼と猛禽の脚を持つ醜い姿に変えられ、川辺をさまよう女の霊。パナマ・コスタリカの伝承。
- 細部
- つぶれた古いトゥレ(藺草)の帽子をかぶり、乱れた髪と、鳥やコウモリを思わせる翼、猛禽のような脚と鉤爪を持つ小太りの女性の姿で、川岸や消えた焚き火の跡に現れる霊。あふれるほど母乳を出す胸をさらけ出しており、その乳の跡を蟻の行列が追いかけている描写が特徴的。不倫の証拠を隠すために我が子を捨てた罰として醜い姿に変えられたとされる。足跡が逆向きに付くため追跡できず、炭や灰を食べるとも言われる。男性を踊りに誘い込んでから鉤爪で引き裂く、あるいは子どもをさらうとも語られる。ラ・ヨローナが我が子を失って嘆く話であるのに対し、トゥレビエハは自ら子を捨てた側であるという違いがある。
- 広まり方
- パナマ・コスタリカで川辺に近づかない教訓として親から子へ語り継がれ、化けの皮が剥がれた人を指して「トゥレビエハが出た」と言う慣用句としても定着している。
- 地域
- パナマ、コスタリカ
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ