らしぐあなば
ラ・シグアナバ
La Siguanaba (Sihuanaba)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 川で洗濯や水浴びをする美しい後ろ姿の女性についていった男が、振り向いた顔が馬や骸骨だったことに気づき恐怖するという中米の妖怪伝承。
- 細部
- 夜道や川辺で美しい長い髪の女性の後ろ姿に見とれてついていくと、人里離れた場所までおびき寄せられた末に女が振り返り、その顔が馬面や白骨の顔に変わっていて、男を発狂させたり行方不明にしたりするという話。浮気者や夜遊びの多い男性への戒めとして語られることが多い。グアテマラでは「シワナバ」、エルサルバドルでは「シグアナバ」、ホンジュラスでは「シグア」など国ごとに呼び名が変わる同系統の伝承として知られ、先住民の伝承にスペイン植民地期の価値観が混ざって成立したとする説がある。十字を切る、山刀の刃を噛むといった行為で追い払えるとも言われる。
- 広まり方
- 中米各国で世代を超えて語り継がれてきた口承で、絵本や観光ガイド、フォークロア研究サイトなどでも広く紹介されている。
- 地域
- グアテマラ、エルサルバドル、ホンジュラスなど中米一帯
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ