らでぃあぶれす
ラ・ディアブレス
La Diablesse (La Jablesse)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 大きなつばの帽子とロングドレスで牛のひづめを隠した美女。悪魔と契約した末に男を森へ誘い込み命を奪うトリニダードの伝承。
- 細部
- フランス語で「女悪魔」を意味する名の通り、元は奴隷にされたアフリカ系の女性だったが永遠の美しさと引き換えに悪魔と契約し、半人半魔の存在になったとされる。すれ違う男には美しい貴婦人にしか見えないが、実際には醜い顔をつばの広い帽子で隠し、片脚が牛のひづめになっているのをロングドレスで隠しているという。もう一方の足だけを道に置き、ひづめの脚は草地を歩くという独特の歩き方をする。高級な香水と腐敗臭が入り混じった匂いを漂わせ、言い寄ってきた男に魔法をかけて森の奥へ誘い込み、そこで正気を失わせて置き去りにしたり、崖や川に落として命を奪ったりするとされる。墓地や十字路によく出没すると言われる。
- 広まり方
- トリニダード・トバゴを中心にセントルシアやグレナダなど周辺の島々にも伝わり、カーニバルの仮装キャラクターとしても親しまれている。
- 地域
- トリニダード・トバゴ、セントルシア、グレナダ
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ