らこりゔぉー
ラ・コリヴォー
La Corriveau (Marie-Josephte Corriveau)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 1763年に処刑された実在の女性マリー=ジョゼフト・コリヴォーが、後世の伝承で夫殺しの魔女・幽霊として語られるようになった話。
- 細部
コリヴォーは2番目の夫ルイ=エティエンヌ・ドディエの変死をめぐりイギリス軍法会議にかけられ、当初は殺人幇助の罪で鞭打ちと烙印刑を科されたが、再審で自ら斧を振るったとされ絞首刑が確定した。1763年4月18日に処刑された遺体は見せしめとしてポワント=レヴィ(現レヴィ)の路上で鉄の檻に入れられさらされ、当局の許可が下りた5月25日ごろまでの約5週間そのままにされたと伝わる。
史実で立証されたのはドディエ1人の殺害のみで、最初の夫の死は噂の域を出ないが、後世の伝承では殺した夫の数が7人以上に膨らみ、彼女は毒殺を得意とする魔女だったとする話が広まった。19世紀の作家たちは、檻に入ったままの幽霊が旅人を脅かす怪談として脚色し文学作品に取り入れた。
- 広まり方
- 口承で誇張を重ねながら広まり、19世紀以降の小説や現在の観光ガイドが再生産する形で今日まで伝わっている。
- 地域
- カナダ・ケベック州 ケベック・シティ及びポワント=レヴィ、オルレアン島
- 年代
- 18世紀
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ