かりんたんだんのくさりのき
カリンタンダンの鎖の木
Karinthandan (Chain Tree)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 英国人技師に山道を案内した後に殺された部族の首長カリンタンダンの霊が、いちじくの木に鎖で封じられているというケーララ州ワヤナードの伝説。
- 細部
- 18世紀ごろ、ワヤナードの先住民パニヤ族の首長カリンタンダンは森を知り尽くした案内人として英国人技師をタマラセリー峠まで導いたが、発見の手柄を独り占めしたい技師に殺されたと伝わる(峰へ誘導して射殺した、あるいは崖から突き落としたなど殺害方法には複数の伝承がある)。死後もその霊が道行く人々を脅かし続けたため、地元の祈祷師が呪術で霊を鎮め、ラキディ近郊の大きな木に鎖を巻き付けて封じたと語り継がれている。
- 広まり方
- この木は「チェーン・ツリー」として現在も観光名所になっており、峠にはカリンタンダンの像も建てられたが、手柄を奪われ命まで奪われた先住民の悲劇を観光資源として消費することに部族団体から批判の声も上がっている。
- 地域
- インド・ケーララ州ワヤナード県ラキディ
- 年代
- 18世紀
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ