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ヘスス・マルベルデ
Jesús Malverde
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 富裕層から奪って貧者に分け与えたとされる義賊が処刑後に民間の「聖人」として祀られ、後に麻薬密売関係者の守護聖人ともみなされるようになった伝説。
- 細部
- 1909年に銃撃による傷が悪化して死亡したとされる義賊ヘスス・マルベルデは、貧しい家に生まれ、地主階級の搾取に苦しんだ経験から富豪を襲うようになったと語られる。当局が遺体の埋葬を禁じたため、住民が一人一つずつ石を積んで墓標を作ったのが信仰の始まりとされ、今では花や蝋燭、写真を供える祠に発展した。カトリック教会の公認は受けていないが、貧者や不法移民の守護者として、さらに近年は麻薬密売人たちの「非公式の守護聖人(ナルコサント)」としても知られるようになった。歴史家の間では実在そのものが議論の的で、出生記録が発見されたとする主張がある一方、「不当な階級社会が生んだ民衆の象徴」に過ぎないとする研究者(パトリシア・カストロ等)もいる。
- 広まり方
- 埋葬を禁じられたことへの民衆の反発から自然発生的に信仰が広がり、麻薬関連の報道を通じて「ナルコサント」として国内外に知られるようになった。
- 地域
- クリアカン(シナロア州)
- 年代
- ポルフィリオ・ディアス政権期(実在は議論あり)
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ