じゃっくおーらんたんのきげんたん
ジャック・オー・ランタンの起源譚
Jack O'The Lantern
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 悪魔をだまし続けた末に天国にも地獄にも入れず、燃える炭火を提げてさまよい続けるという「けちなジャック」の民話。
- 細部
- 生前ずる賢く悪魔を出し抜いてきたジャックは死後、地獄にすら入れてもらえず、悪魔から投げつけられた炭火をくり抜いたカブに入れて夜道を照らしながらさまよい続けることになったと語られる。この人魂のような灯りが「ジャック・オー・ランタン」と呼ばれるようになった。18世紀半ばに遡るアイルランドの民話では、ジャックは鍛冶屋で、悪魔をリンゴの木に登らせて幹に十字を刻む話と、悪魔をコインに変えて財布へ閉じ込める話が伝わる。どちらも、魂を取らない約束を悪魔にさせてから解放する筋である。カブなど根菜をくり抜く風習は19世紀のアイルランドとイギリスで行われ、北米ではカボチャに置き換わった。
- 広まり方
- アイルランドやスコットランドの民話が移民とともにアメリカへ渡り、カブから収穫の多いカボチャへ材料が置き換わってハロウィンの飾りとして定着した。
- 地域
- アイルランド
- 年代
- 伝承
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ