ほるがーだんすく
ホルガー・ダンスク
Holger Danske (Ogier the Dane)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- クロンボー城の地下で眠り続け、デンマークが本当の危機に陥ったときに目覚めて国を救うとされる伝説の騎士。
- 細部
- 元は中世フランスの武勲詩に登場する騎士オジエ・ル・ダノワに遡る人物で、19世紀にデンマークの民俗学者J・M・ティーレが「クロンボー城の地下で髭を伸ばしながら眠る巨人」としての伝承を書き留めた。1845年にはハンス・クリスチャン・アンデルセンが短編「ホルガー・ダンスク」を発表し、この「山に眠る王」型の伝説を広く一般に知らしめた。伝承では、地下を訪れた者が握手代わりに鉄棒を握りつぶす様子を見せられ、デンマークにまだ強い男がいることに安心して立ち去る場面が語られている。
- 広まり方
- デンマークの愛国的な民話として語り継がれ、ナチス占領下の1943年4月に結成された最大級のレジスタンス組織が「ホルガー・ダンスク」を名乗るなど、国難に立ち向かう国民精神の象徴として現在も引用される。
- 地域
- デンマーク・クロンボー城
- 年代
- 19世紀(デンマークでの定着・普及)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ