ぐらっはいりびん
グラッハ・イ・リビン
Gwrach y Rhibyn
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 死が近づいた人の家の窓辺に夜な夜な現れ、その人の名を呼ぶとされる、老婆の姿をしたウェールズの妖怪。あまりの醜さから「彼女ほど醜い」という言い回しがウェールズ語に残るほど恐れられている。
- 細部
- ぼさぼさの髪、革のような翼を持つ痩せた腕、長く黒い歯、死人のように青白い顔で描かれる。夜間、死期の近い者の家の窓に近づいて名前を呼ぶほか、小川や道の分かれ目に見えない姿で現れて手を洗う仕草をするとも伝わる。「夫よ」「わが子よ」と叫ぶ声が特徴とされ、アイルランドのバンシーに相当するウェールズの死の予兆とされる。
- 広まり方
- ウェールズ各地の口承として広まり、ことわざにも取り入れられるほど定着した。
- 地域
- ウェールズ各地
- 年代
- 不明(ウェールズの伝統的民間伝承)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ