そらとぶあふりかんたち
空飛ぶアフリカ人たち
flying Africans
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 奴隷にされたアフリカ系の人々が、海を越えて故郷へ空を飛んで戻ったと語られるアメリカ南部の伝承。
- 細部
- アメリカ南部のガラ文化圏を中心に語られる伝承で、奴隷にされた人々が魔法の力で海を渡り、アフリカの故郷へ空を飛んで帰ったとされる人物たちを指す。同様の話はガラ文化に限らず、広くアフリカ系アメリカ人の民話やカリブ海地域の伝承にも見られる。大西洋を渡る奴隷貿易を逆向きにたどりたいという願いを反映した話だという見方では研究者の間でおおむね一致しているが、これを文字通りの超自然的な力ととるか、自由や死、来世、あるいは生まれ変わりを表す寓話ととるかは意見が分かれる。ガラ文化圏では、1803年に新たに連れてこられた人々がイボ・ランディングで集団で命を絶った出来事を、この伝承の由来として語ることが多い。
- 広まり方
- ガラ文化圏を中心に口承で伝わり、アフリカ系アメリカ人やカリブ海の民話にも広く分布する。
- 地域
- アメリカ合衆国南部
- 年代
- 奴隷制時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ