ふぁうすとはかせでんせつ
ファウスト博士伝説
Faust (Johann Georg Faust)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 学問の限界に絶望した学者ファウストが悪魔メフィストフェレスと契約を結び、無限の知識と快楽と引き換えに魂を売り渡すという伝説。実在した占星術師・錬金術師をモデルにしている。
- 細部
- モデルは15世紀末頃に生まれ16世紀半ばに没したとされる実在の人物ヨハン・ゲオルク・ファウストで、生前からすでに怪しげな噂が立っていたという。死後、口伝や断片的な記録が積み重なり、1587年に匿名の作者による最初のまとまった読み物『ヨハン・ファウスト博士の物語』がドイツで出版されベストセラーとなった。この本は1592年にイギリスへ伝わりクリストファー・マーロウの戯曲の題材となり、約200年後にはゲーテが大作『ファウスト』として昇華させた。
- 広まり方
- 実在の人物をめぐる噂話が口承で広まり、16世紀末の大衆向け読み物として出版されたことで文学的な伝説として確立し、各国語に翻案されながら世界的な物語になった。
- 地域
- ドイツ(クニットリンゲンおよびハイデルベルク等の南ドイツ)
- 年代
- 16世紀
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ