ふうじょじゅうはちねん
瘋女十八年
Fēngnǚ Shíbā Nián
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 台南の女性が寺に十八年間監禁されていたという1956年の新聞報道と1957年の映画化で広まった話だが、後年の家族の証言で報道内容自体が実態と異なっていたことが判明した台湾の実話系怪奇譚。
- 細部
台南で童養媳として嫁いだ黄藏という女性が、夫が側室を迎えた後に「精神錯乱」に陥ったとして寺院に十八年間も監禁されていたとする報道記事「十八年人間地獄」が、1956年に中華日報の記者によって書かれたのが発端。1957年にこれを題材にした台湾語映画『瘋女十八年』(白克監督)が大ヒットし、話が誇張されて広まった結果、実際に地元住民の間でさえ創作された都市伝説だと思われるようになっていた。
しかし2011年になって黄藏の実の妹が高齢で存命であることが確認されて取材に応じ、姉が夫の家に不満を漏らしたことは一度もなく、実際にはある寺の住職の娘であり、除霊の儀式の際に何かに取り憑かれたことが発病の真因だったと証言している。誇張された伝説の背後にある「本当の事件」は、当初の新聞報道が伝えた筋書きとは異なるものだったことが後年明らかになった。
- 広まり方
- 地方紙の実録記事から始まり、映画化による全国的なヒットを経て内容が誇張された怪奇伝説として台湾中に広まったが、2011年の妹の証言によって当初の報道内容そのものが実態と異なっていたことが判明した。
- 地域
- 台湾・台南市
- 年代
- 1950年代
- 検証状況
- 創作起源が判明
特定の投稿・作品が起源だと判明している。 - タグ