あーん・まりーねつぞうじけん
アーン・マリー捏造事件
Ern Malley hoax
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 保守派の詩人2人がわずか1日で作り上げた架空の詩人が、前衛詩誌を騙した文学史上最大級の捏造。
- 細部
- 1943年、オーストラリアの保守的な詩人ジェームズ・マコーリーとハロルド・スチュワートは、当時の前衛的な詩誌『エンジェリー・ペンギンズ』を担いだ悪戯として、アーン・マリーという架空の詩人をわずか1日で作り上げた。二人はわざと下手だと思う前衛詩を装った16編の詩を書き、マリーの姉を名乗って編集者に郵送した。編集者は騙されてこれを傑作と絶賛し、次号を丸ごとマリーの特集にあてたが、まもなく捏造だと発覚し、編集者は詩の内容がわいせつだとして裁判にかけられ有罪となった。皮肉なことに、1970年代以降はこの詩自体が優れたシュルレアリスム詩として再評価され、現在では作った本人たちの作品よりも広く読まれている。
- 広まり方
- 詩誌へ郵送された偽の詩が広まり、発覚後は事件として文学史に残った。
- 地域
- オーストラリア
- 年代
- 1940年代
- 検証状況
- 創作起源が判明
特定の投稿・作品が起源だと判明している。 - タグ