えりざべーとばーとり
エリザベート・バートリ
Elizabeth Báthory
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 「血の伯爵夫人」として知られるハンガリー貴族で、多数の使用人の少女を拷問死させた罪で1610年に告発されたが、後世には「処女の血の風呂」という誇張された伝説が加わった。
- 細部
- 1560年生まれのバートリは1610年に逮捕され、多数の証言により4人の従者とともに80件前後の殺人で起訴された。証言では針を指に刺す、焼けた鉄で腕や腹を焼く、といった拷問行為が語られている。一方、最も有名な「若い娘の血で風呂に入り若さを保った」という逸話は、彼女の死から100年以上経った1729年の印刷物で初めて登場したもので、当時の証言記録には存在しない。現代の歴史家はこの血風呂伝説の信頼性を低いとみなしている。
- 広まり方
- 裁判記録という史実を土台に、18世紀の出版物が扇情的な逸話を付け加える形で伝説化した。
- 地域
- ハンガリー王国(現スロバキア、チャフティツェ城)
- 年代
- 17世紀初頭
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ