えるそんぶれろん
エル・ソンブレロン
El Sombrerón
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 大きな黒い帽子をかぶった小柄な男が美しい娘に恋をし、夜な夜な家畜の毛を三つ編みにして家族を悩ませるというグアテマラの伝承。
- 細部
- 黒ずくめの服とキラキラ光る太いベルト、大きな黒い帽子、歩くと大きな音を立てるブーツが特徴の小男の霊。気に入った長い髪と大きな瞳を持つ女性の周りをうろつき、銀のギターでセレナーデを歌って言い寄る一方、馬や犬の毛(見つからなければ女性の髪)を解けない三つ編みにしてしまう困った癖を持つとされる。夜遊びや見知らぬ男の甘い言葉への警戒を促す教訓話として親から子へ語られてきた。
- 広まり方
- グアテマラを代表する伝承として口承で広まったほか、ノーベル賞作家ミゲル・アンヘル・アストゥリアスが1930年の短編集「グアテマラ伝説集」に「エル・ソンブレロン伝説」として収録し、1950年にはグアテマラ初期の映画の一つとして同名の映画も製作されている。
- 地域
- グアテマラ
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ