える・むえると
エル・ムエルト
El Muerto, the Headless Horseman of Texas
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 19世紀に牛泥棒として殺害された男の遺体が馬に縛り付けられたまま彷徨ったという逸話から生まれた、テキサス版の首なし騎馬幽霊。
- 細部
- 1850年頃、家畜泥棒として指名手配されていたビダルという男を、テキサス・レンジャーのクリード・テイラーとビッグフット・ウォレスらが夜襲で追い詰めて殺害し、見せしめのため首を切り落とした遺体を野生の馬の鞍にくくりつけて放ったとされる。以後、南テキサスの荒野で頭のない乗り手を乗せた馬が目撃されるようになり、1917年にはサンディエゴ(テキサス州)近郊で幌馬車の旅人が、1969年にはフリーア近郊でも目撃したと伝えられる。捕らえられた馬から遺体はやがて回収され無名の墓に葬られたとされるが、幽霊の目撃談はその後も語り継がれている。
- 広まり方
- 19世紀の実際の追跡・殺害事件を土台に、20世紀を通じて南テキサスの語り草として口伝され、観光記事や書籍で紹介され続けている。
- 地域
- アメリカ合衆国テキサス州南部(ベン・ボルト周辺)
- 年代
- 19世紀半ば
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ