でゅらはん
デュラハン
Dullahan
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 自分の首を小脇に抱えて黒馬にまたがる、頭のない騎士の姿をしたアイルランドの死の使者。彼が現れた家では、間もなく誰かが命を落とすとされる。
- 細部
- 抱えられた頭は不気味な笑みを浮かべ、暗闇でも周囲を見渡せるとされる。死が近い人の家の前で馬を止めて名前を呼ぶ、あるいは首のない馬車を駆って墓地から現れるとも語られる。1825年から刊行が始まったトーマス・クロフトン・クロッカーの著作『南アイルランドの妖精伝説』の第2巻(1828年)にデュラハンを扱う章が設けられて記録され、後にウィリアム・バトラー・イェイツらの著作でも取り上げられた。
- 広まり方
- アイルランドの妖精譚集を通じて19世紀に文字化され、以後は小説・映像作品を通じて広く知られるようになった。
- 地域
- アイルランド全土
- 年代
- 19世紀の文献記録(伝承自体はより古いとされる)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ