だーくうぉっちゃーず
ダーク・ウォッチャーズ(闇の監視者)
Dark Watchers (Los Vigilantes Oscuros)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- カリフォルニア中部のサンタルシア山脈で、夕暮れ時に稜線に現れては旅人をじっと見つめて消える、帽子をかぶった背の高い黒い人影の伝承。
- 細部
- スペイン統治時代の入植者たちが「ロス・ビヒランテス・オスクロス(闇の監視者たち)」と呼んだのが始まりとされ、サンタルシア山脈の稜線に立つ黒く巨大な人影が、近づくと姿を消すというもの。作家ジョン・スタインベックの母オリーブはこの存在を信じ、山に食べ物を供えると後で代わりに花が置かれていたという体験を語っていたと伝えられ、スタインベック自身も1938年の短編小説『Flight』にこの存在を登場させたことで、地域の伝承として広く知られるようになった。目撃例については、疲労による幻視や、雲に影が拡大投影される「ブロッケン現象」といった科学的な説明も試みられている。
- 広まり方
- 地元先住民の伝承やスペイン系入植者の言い伝えが混ざり合いながら世代を超えて語り継がれ、スタインベックや、彼の息子トマスが後年まとめた調査本を通じて文学的にも定着した。
- 地域
- アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタルシア山脈(ビッグサー、ロスパドレス国有林)
- 年代
- 不明(スペイン植民地時代以降)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ