きーらえす
キーラエス
Cyhyraeth
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 姿を見せず、瀕死の病人のうめきやため息に似た陰鬱な声が三度、次第に弱まりながら聞こえる。それが誰かの死の予兆とされた。
- 細部
- グラモーガンの海岸では、難破の前に幽霊の光を伴って聞こえるという。アイルランドのバンシーやスコットランドのカイニャグと同系統の死告げの霊とされるが、姿を一切見せず声だけで語られる点が特徴。故郷を遠く離れて死ぬウェールズ人のために現れるともいい、霧の魔女グラハ・イ・リヴィンの話と混同されることも多い。
- 広まり方
- ウェールズの地域ごとの口承として伝わり、バンシー系の死告げの霊を紹介する文献で取り上げられてきた。
- 地域
- ウェールズ(トゥウィ川流域・グラモーガン海岸)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ