くろっくみてーぬ
クロックミテーヌ
Croquemitaine
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 言うことを聞かない子供を連れ去るとして親が引き合いに出す、姿の定まらない架空の脅し役クロックミテーヌをめぐるフランスの子供脅し伝承。
- 細部
- クロックミテーヌは「かじる」を意味するcroquerと、子供の手袋や肌着を思わせるmitaineを組み合わせたとされる語で、夜更かしや水辺・寒い場所への接近など、破ると連れ去られるという体裁で子供に危険を教える架空の存在。決まった姿を持たず、それぞれの子供が思い思いに恐ろしい姿を思い描く点が特徴とされる。フランス語文献での初出は19世紀初頭とされるが、語源そのものは諸説あり確定していない。
- 広まり方
- 各家庭や地域での言い聞かせとして口伝えされ、19世紀に子供向けの物語や玩具に取り上げられて広く知られるようになった。南仏やイタリアの「バボー」、ドイツの「ブッツェマン」、英語圏の「ブギーマン」など類似の存在がヨーロッパ各地にある。
- 地域
- フランス(全国、名称と姿は地方により異なる)
- 年代
- 近代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ