ちゅれる
チュレル(チュラエル)
Churel / Chudail
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 出産や月経など「不浄」とされる状態で不幸な死を遂げた女性が変化するという、南アジア全域で広く信じられている女性の悪霊。
- 細部
- 素顔は乳房が垂れ下がり黒い舌と分厚い唇を持つ醜悪な姿で、足のつま先が後ろ向きに付いているのが特徴とされるが、若く美しい女性に化けて男を誘惑する力を持つ。墓地や火葬場、廃戦場、辻など「境界」の場所に出没し、生前に自分をないがしろにした男性の血肉を吸って干からびさせたり、旅人を誘い込んで精気を奪い年老いさせたりするという。
- 広まり方
- 出産で亡くなった女性がチュレルにならないよう、遺体を裏口から運び出す、うつ伏せに埋葬するなど地域ごとに独自の呪術的な葬送作法が発達し、地域によって「ピチャル・ペリー」「シャックチュンニ/ペトニ」など異なる名で呼ばれながら南アジア全域の民間信仰として今も語り継がれている。
- 地域
- インド・パキスタン・バングラデシュ・ネパールなど南アジア全域
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ