ちゃすか
チャスカ
Chasca
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 父に許婚を決められた娘が恋人を殺され、後を追って入水し霊となったという入り江の伝説。
- 細部
- エルサルバドルのバラ・デ・サンティアゴに伝わる伝説の女性で、「水の乙女」とも呼ばれる。有力者だった父パチャクテクにより異部族の王子との結婚を決められていたが、実際には漁師の若者アカヤトルと密かに愛し合い、浜辺で忍び会っていたとされる。ある日、父の放った刺客によりアカヤトルが射殺され、それを目撃した娘は絶望して身に石をくくりつけ海へ身を投げたという。以後、満月の夜になると彼女の霊が白い舟に乗って恋人とともに現れると語られ、漁師たちは二人を邪魔しないよう満月の晩には漁に出ないと伝えられている。
- 広まり方
- 満月の夜に漁を控えるという地元の慣習と結びつき、口承で語り継がれている。
- 地域
- エルサルバドル
- 年代
- 伝承時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ