かねーんす
カネーンス
Canens
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 歌の名手として知られたローマ神話のニンフ。夫を探し求めた末に声だけの存在になったという。
- 細部
- 神ヤーヌスと水の精霊ウェニーリアの間に生まれ、歌声の美しさゆえに「歌姫」を意味する名で呼ばれた。ラティウムを治める王ピークスに見初められて結ばれ、幸福な日々を送っていたが、彼に横恋慕した魔女キルケーが求愛を拒まれた腹いせに夫をキツツキへ変えてしまう。行方を探して6日6晩さまよったカネーンスは、テヴェレ川のほとりで力尽き、最後にひとつの歌を口ずさんだのち、姿を失って風にまぎれていったと語られる。
- 広まり方
- オウィディウスの『変身物語』などローマの詩作を通じて語り継がれた。
- 地域
- イタリア
- 年代
- 古代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ