ばろま
バロマ
Baloma
国外
人型の怪異
- どんな話か
- トロブリアンド諸島で語られる死者の霊で、海で沐浴する女性を身ごもらせる存在とされる。
- 細部
- パプアニューギニアのトロブリアンド諸島に伝わる死者の霊。人類学者ブロニスワフ・マリノフスキが20世紀初頭に調査し、報告したことで知られる。トロブリアンド社会では出産が父の精子ではなく、亡くなった一族の霊であるバロマの働きによって起こると考えられており、海で沐浴する女性の体に宿るとされる。性交渉は妊娠に間接的にしか関わらないとみなされ、母系で続く血統の観念を支える役割を担っている。
- 広まり方
- 人類学の調査報告を通じて外部に知られるようになり、母系社会の妊娠観の事例として紹介されてきた。
- 地域
- パプアニューギニア
- 年代
- 20世紀初頭
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ