あずっりーな
アズッリーナ
Azzurrina
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 白皮症のため髪が青みがかって見えたという少女が、夏至の嵐の日に城の中で忽然と姿を消したとされる伝説。以後5年に一度、夏至の夜に城内で少女の声や物音が聞こえるとされ、現在も定期的に録音による「交信」の試みが行われている。
- 細部
伝説によれば1375年6月21日の夏至の夜、リミニ近郊モンテベッロ城の当主マラテスタ家の娘で、白皮症のため染めた髪がかすかに青みを帯びて見えたことから「アズッリーナ(青い子)」と呼ばれた少女グエンダリーナが、城内で布まりを追いかけて地下の氷室に迷い込み、そのまま行方不明になったと語られる。この話は3世紀ほど口伝えされたのち1600年頃に地元の司祭が書き留めたとされ、後世に城にまつわる怪談として広まった。
以後5年に一度、夏至の夜になると幼い声で助けを求めるような物音が城内で聞こえるという体験談が語られ、1990年の夏至には音響技術者が最初の録音調査を行っている。現在では城の運営側が定期的に夜間見学会や録音による「交信」の試みを行っており観光名所となっているが、少女の実在や失踪そのものを裏付ける当時の公的記録は確認されていない。
- 広まり方
- 城にまつわる口承の怪談として地元で語り継がれてきたが、近年は城の夜間ツアーやメディアでの紹介によって全国的な知名度を得た。
- 地域
- イタリア・リミニ近郊のモンテベッロ城
- 年代
- 中世(伝承上は1375年)
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ