あいふぇのひとりむすこのし
アイフェの一人息子の死
Aided Óenfhir Aífe
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 父を訪ねてきた我が子と知らずに戦い、討ち取ってしまう戦士の悲劇を描くアイルランド神話。
- 細部
- アイルランド神話アルスター物語群の一篇で、『エウェルの求婚』の後日談にあたる。戦士クー・フーリンが武芸修行中に女戦士アイフェとの間にもうけた息子コンラは、七歳になった頃、父の名を明かしてはならぬという言いつけを守ったままアイルランドへ渡ってくる。素性を明かさない少年を警戒したアルスターの戦士たちが次々と挑むが誰も勝てず、最後にクー・フーリン自身が我が子とは知らぬまま秘伝の武器で討ち取ってしまい、深い悲しみに暮れるという結末で語られる。9世紀末から10世紀にかけて成立したとされ、15世紀の写本『レカンの黄書』に収められている。
- 広まり方
- 中世写本『レカンの黄書』などに書き留められ後世に伝えられた。
- 地域
- アイルランド
- 年代
- 9〜10世紀
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ