あびく
アビク
Abiku (Ogbanje)
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 同じ家に何度も生まれては早世を繰り返すとされる、霊的な子供についての信仰。
- 細部
- ヨルバ人はアビク(「生まれては死ぬもの」の意)、イボ人はオグバンジェと呼び、あの世の仲間との約束に縛られて現世に生まれては12歳前後で早死にし、同じ母親のもとへ何度も生まれ変わることを繰り返すとされる。母の嘆きに無関心な存在として恐れられ、イボの伝承では体内に埋め込まれた呪具がこの輪廻を縛っているとされ、専門の呪術師がそれを探し出して壊す儀式を行うと語られる。近年では鎌状赤血球症など遺伝性疾患による反復する乳幼児死亡を説明する民間の解釈だったとする見方もある。
- 広まり方
- 西アフリカの口承信仰として広く共有され、ウォーレ・ショインカやチヌア・アチェベ、ベン・オクリなどの文学作品にも取り入れられている。
- 地域
- ナイジェリア(ヨルバ人・イボ人)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ