あゔぁるたっは
アヴァルタッハ
Abhartach
国外
人型の怪異
- どんな話か
- 一度殺されても墓から蘇っては村人を苦しめ続けた暴君の魔術師。最終的に遺体を逆さまに埋めることでようやく力を封じられたという、アイルランドの「吸血鬼」的伝説。
- 細部
- 近隣の首長に討たれても翌日には墓から蘇って暴虐を繰り返し、3度目にようやく遺体を逆さに埋葬したことで鎮まったとされる。1870年、パトリック・ウェストン・ジョイスの著書『アイルランド地名の起源と歴史』に初めて記録された。2000年、ケルト民俗学者ボブ・カーランが学術誌ヒストリー・アイルランド誌で、この伝説がブラム・ストーカーの『ドラキュラ』の着想源のひとつではないかとする説を提唱している。
- 広まり方
- 北アイルランドの地名伝承として地元で語り継がれ、19世紀の地名研究書への収録、その後のドラキュラ起源説をめぐる議論を通じて広く知られるようになった。
- 地域
- 北アイルランド・ロンドンデリー州グレンアラン地区
- 年代
- 19世紀の文献記録(伝承の舞台は中世以前とされる)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ