ぜんわんぶち
膳椀淵
国内
場所・異界
- どんな話か
- 東松山市にある膳椀淵という淵は、必要な数の膳や椀を貸してほしいと頼めば、淵の中から貸し出してくれるという言い伝えが伝わる場所である。
- 細部
- 東松山市には、膳椀淵と呼ばれる淵にまつわる言い伝えが残っている。この淵に出向いて頼み事をすると、膳や椀を貸してもらえたのだという。日用の器を人数分そろえるのが難しいときに、淵に住む何者かが手を貸してくれるという話で、必要な数の膳や椀をその場で用立ててくれる不思議な力を持つ淵として語られてきた。器を貸してくれる淵や沼の伝説は全国各地に見られる型のひとつであり、東松山市でもこの淵に膳椀淵という名がつけられ、地域で語り継がれてきたとみられる。
- 広まり方
- 1986年刊『新編埼玉県史 別編2(民俗2)』第十二章第二節「天体・気象、地形、水」(根津富夫)に収録されている。
- 地域
- 埼玉県東松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ