いわてまちのとこばしらをおりるざしきわらし
岩手町の床柱を下りる座敷童子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 床の間のある座敷に出て体を動けなくする、財産のある家に住まうという座敷童子。
- 細部
- 座敷童子は床の間のある座敷に現れ、床柱を伝って下りてくるという。床の間の前の畳に布団が触れないようにして寝れば出ないともいわれる。2人で胸の上に乗って相撲を取ったり、鼠のような声を出したりし、来ると体が動かせなくなる。ある人が見た座敷童子は身の丈2尺ほどで、芥子坊主頭の裸の子供の姿をしており、脇の下に入り込んできたので捕まえようとしたが鰻のようにぬめって捕らえられなかったという。旧家の納戸に棲むとも、財産のある家にだけ現れるともいい、ある財産家では家が傾く前に座敷から出てきて囲炉裏端で転ぶ音を立て、その後家運が傾いたと語られている。
- 広まり方
- 『民俗採訪』1958年、國學院大學民俗学研究会「岩手県岩手郡岩手町川口」にまとめられている。
- 地域
- 岩手県岩手町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ