ゆうすう
祐祟
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 十夜念仏を始めた僧が瑞雲を見て己の最期を悟り、姿勢を正して唱えるうちに息を引き取った。
- 細部
- 祐崇という僧は東国の各地を巡り歩いて学を積み、やがて光明寺の住持となって多くの人に経を説いた。晩年、冬の初めに十夜の念仏を営もうとして自ら先頭に立ったが、一日を経たところで軽い病を得る。そのとき、めでたい雲が降りてくるのを目にして自分の死期が来たと察し、身なりと姿勢を正したうえで念仏を唱え続け、そのまま息を引き取ったという。往生の作法を全うした僧の逸話として書きとめられている。
- 広まり方
- 1983年刊『続日本随筆大成』別巻に収める山崎美成『民間時令』に記録がある。
- 地域
- 神奈川県鎌倉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ