ゆうれいやしき
幽霊屋敷
国内
場所・異界
- どんな話か
- 空き家で祝言を挙げた男が庭の怪火を恐れたが、それは金の在処を示す光だった。
- 細部
- 凧屋の八兵衛という男が嫁を迎えるにあたり、長く人の住まない幽霊屋敷を使って祝言を挙げた。夜半、庭のあたりに火が見え、八兵衛はあやかしの仕業だと思い込み、この家を出ようと心を決める。ところが娘のほうは動じず、あれは金の石が放つ光だと告げた。言われたとおり掘り返してみると金の杯が現れ、八兵衛は一躍長者になったという。怪異を恐れる夫と正体を見抜く妻の対比が話の要になっている。
- 広まり方
- 1941年の雑誌『ひだびと』所収、武田明「父二峰村の民俗記」に記録が残る。
- 地域
- 愛媛県久万高原町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ